- かりゅう
- I
かりゅう【下流】(1)川の流れの, 河口に近い部分。(2)その地点から見て水の流れて行く方。 川下。
「ダムの~に村がある」
(3)社会的に低い階層。 下層。II「近来の小説家の著述にも, ~の様を写せしもの頗る多かり/当世書生気質(逍遥)」
かりゅう【加硫】(1)生ゴムに硫黄を混ぜて加熱することにより架橋構造をつくり, ゴムの弾性を増加させる操作。 和硫。「~ゴム」
(2)有機芳香族化合物に硫黄または硫化ナトリウムを加えて, 加熱・融解して硫化染料を作る操作。 硫化。 和硫。IIIかりゅう【家隆】⇒ 藤原家隆IVかりゅう【河流】川のながれ。Vかりゅう【渦流】(1)うずまいて流れる流れ。(2)〔電〕「渦電流(ウズデンリユウ)」に同じ。VIかりゅう【花柳】(1)紅の花と緑の柳。 華やかで美しいもの。(2)〔李白の詩「流夜郎贈辛判官」の一節「昔在長安酔花柳」から〕遊女。 芸者。 また, 遊郭・遊里。VII「~の遊び」
かりゅう【顆粒】(1)つぶ。 つぶつぶ。「~状の風邪薬」
(2)トラコーマのため, 結膜にできる水泡状のつぶ。(3)細胞や体液中に含まれる微小なつぶ。 微小体。VIIIかりゅう【驊騮】中国, 周の穆(ボク)王が天下巡幸に用いた, 一日千里を走るという駿馬の名。 転じて, 名馬。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.